熊本地震で被害を受け、また前面道路の拡張に伴い、計画された自治公民館の建て替え。
4つの町内が合同で負担、運営する、地域の拠り所となっている。
私自身が幼い頃から利用していた公民館であり、特命で設計、監理の依頼を受ける。
敷地面積が減るため、収納式可動舞台や大きな収納スペースを設けて、旧公民館以上のホール寸法を確保。
「地域の縁側の創出」をコンセプトに、立ち寄りやすい、気持ちいいスペースとなるよう、外部にはウッドデッキを設け、隣接する公園や神社で行われる夏祭り等のイベントにも対応可能な設えとしている。